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ブログ集客アドバイザー shunsuke(@shunsuke_skip)です。
店舗ビジネスで直面する新規集客問題。先日「新規集客方法<ネット集客編>」ということで、インターネット経由での集客方法をまとめていきました。すべてやるのはなかなか難しいですが、一部取り入れるだけでも違ってきます。まだ導入されていないようであれば、ぜひ試してみてください。
前回が「ネット集客編」ならば、今回は「アナログ集客編」です。インターネットを活用せずに集客するための方法についてまとめていきたいと思います。
「当たり前」と思われる内容も含まれるかもしれませんが、その感覚は人によって差がありますので、そういったことは考慮せず、考えられる方法をまとめていきますね。
もくじ
アナログ集客編
店頭でのポスター掲示・チラシ配布
ポスターやチラシによる集客は、定番中の定番と言える集客方法ですね。1階の店舗であれば、入口付近にPRポイントをまとめたポスターを掲示すれば、通りがかりの方々の目に触れます。また一緒にチラシを置くことで、情報を持ち帰ってもらうことも出来ます。チラシにクーポンなどをつけておくのも常套手段です。
空中店舗の場合、入っている建物の決まりに従って掲示します。大きなビル等の場合は、なかなか難しい部分があるかもしれませんね。こういったケースは他の方法で補うしかありません。
- ポスター、チラシ作成代(必要枚数次第、ネットプリントは安いです)
- 掲載費(商業ビルなどは月額でかかるケースがあります)
新聞折込チラシ
店舗周辺のお客さんを集客するために「新聞折込チラシ」は有効です。「配布する新聞の種類」や、「配布エリア」、「配布枚数」など、こちらの条件で細かく設定できます。折込するチラシとは別に、1枚あたり3円ほどの料金がかかりますが、それだけのコストでアプローチできるのはかなりお得感があります。
チラシの効果測定が出来るような工夫も大切です。クーポン提示してもらったり、webサイトと絡ませてチラシ独自の入り口を設けてあげるなどをすると、次の戦略も練りやすいです。
FAXDM
FAXDMはその名の通り、お客さんのFAXあてにDMを送る方法になります。送り先の用紙とインクを使用してしまうので、賛否が分かれるところですが、集客方法としては現在も使われている方法です。
FAXDM業者を通じて行いますので、あなた自身が送信先のFAX番号リストを持っていなくとも送ることが出来ます。リスト持ち込みであれば安くなるケースが多いので、顧客リストがある場合は活用するとコストを抑えられます。ただし、事前にFAXを送る可能性があることを承諾しておいてもらいましょう。会員制度などがある場合には、入会の際に説明するのがスムーズですね。個人情報ですので、取扱には十分お気をつけください。
- 1枚7円〜(送付先リストレンタルの場合)
- 1枚5円〜(送付先リスト持ち込みの場合)
街中でのティッシュ(チラシ)配り
地方ではあまり見かけませんが、人の往来が激しい都市部ではよく見かけますね。ティッシュをもらいたいだけの人も多いため、コスト的に(?)な部分は大きいのですが、早く認知してもらいたい場合などには使える手段かなと思います。
ティッシュ代+チラシ+人件費がすぐに思いつく必要コストですが、「道路使用許可申請」の手数料もコストとしてかかりますのでお忘れなく。管轄の警察署にて申請が可能ですので、ご利用の際は問い合わせてみてください。
- ティッシュ代
- チラシ代
- 人件費
- 道路使用許可申請手数料(新潟県だと2,300円)
フリーペーパーへの広告掲載
特に地方では、ネット媒体よりも紙媒体の方が影響力が強い印象を受けます。業種にもよると思いますが、都内の飲食店ではフリーペーパーはあまり活用されていませんが、地方ではかなりの割合で掲載されています。それこそ、飲食店を探すときにはまずフリーペーパーを見る、くらいの感覚すらあります。
フリーペーパーの文化が浸透していない地域もあるかと思いますが、もし身近に存在するのであれば掲載を検討してみるのもひとつの方法です。
- 掲載費用(媒体・サイズによるが、月5,000円くらいから掲載可能なことが多い)
- 販促費(来店時の割引や、サービス付与などによる費用が必要です)
お客さんによる口コミ
お店側が意図的に発生させることは難しいですが、すでに来店されたお客さんの口コミによる新規集客ほどコストのかからない方法はありません。来店された方の満足度をいかに高めるかが重要となりますので、日頃の営業の水準を意識する必要があります。
ただ、普段自分自身も同じ環境にいると、営業状態を客観的に見るのは困難です。また、自分の目が届かない場所も多数あるはずですなので、「ミステリーショッパー」を活用して第三者目線の評価を得るのは非常に有効な手段と言えます。
お店ごとに、項目をカスタマイズ出来るので、見てほしいポイントをきちんとチェックしてもらえますよ。(例えば、「配膳時におすすめを紹介されたか?」など)
ただし、現場スタッフ視点だと「バレバレ」という声もあるので、始めるにあたっては内密にするのが良いですね^^;
また、ネット集客編とも関係しますが、SNSの普及により、インパクトのある商品はとても拡散されやすい時代になっています。「インスタ映え」という言葉もあるくらいですから、「映える」商品を開発するのも一つです。お店側が意図的に仕掛けられる、数少ないポイントですね!(これはまた別の機会に書いていければと思います。)
まとめ
今回は、実店舗向けの新規集客方法の中で、アナログな方法についてまとめてみました。アナログな方法といえど、きちんと行えば有効なものばかりです。時代はネットネット〜って感じですが、馬鹿にできません。取り組んでいない方法があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。